2020年安全週間 by 檜田K

 皆さんお疲れ様です。排水管理の檜田です。
 今回は、安全についてお話します。
 今年はコロナウイルスの影響により全国安全週間の説明会が中止となり資料配布のみとなっています。

 準備期間が6月1日から6月30日。本週間が7月1日から7月7日となります。 
 全国安全週間は、昭和3年に初めて実施されて以来、「人命尊重」という崇高な基本理念の下、「産業界における自主的な労働災害防止活動を推進するとともに、広く一般の安全意識の高揚と定着を図ること」を目的に、一度も中断することなく続けられ、本年で93回目を迎えます。
 この間に労使が協調して労働災害防止対策を展開された結果、労働災害は長期的には減少してきました。
 令和元年の広島労働局管内の労働災害による死亡者は23人と前年より微減したものの、休業4日以上の死傷災害が3千人を超す高止まりの事態となりました。
 また、死亡災害のうち半数以上の12人が60歳以上という事態になっており、近年増加している高年齢労働者の労働災害防止対策をはじめとした、就業構造や災害発生傾向の変化に対応した対策が重要となってきています。

 このような状況を踏まえ、さらなる労働災害の減少を図ることを決意して、令和2年度全国安全週間は、
「エイジフレンドリー職場へ! みんなで改善 リスクの低減」
をスローガンとして展開します。
 この全国安全週間を契機として、労働災害防止の重要性について認識をさらに深め、安全活動を着実に実行することが必要です。

 話は変わりますが、今年もSTOP!熱中症クールワークキャンペーンが展開されております。
 7月は重点取り組み期間となります。とくに期間中は熱中症のリスクが高まっている事を含め、重点的に取り組み、熱中症・脱水症にならないように適度の塩分及び水分補給・睡眠を取り体調管理に気をつけていただきたいと思います。

 更に今年は、コロナウイルスの対策でのマスク着用が重なり熱中症のリスクが高まっています。コロナと熱中症の両面から体調管理を心がけてください。

最後にエイジフレンドリーガイドライン
(高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドライン)
の資料を添付しておきますので確認願います。

エイジフレンドリーガイドライン(PDF)